《三脚選びのABC》
大判には
不可欠な三脚
 
大判カメラに絶対必要な機材、それは三脚です。リンホフなどのテクニカルタイプの大判カメラは手持ち撮影もできますが、より高画質を求めるならやはり三脚は必要不可欠です。いくら大判カメラでも、三脚がなければ接写やアオリを使うことはできません。三脚は単にプレを防止するだけのものではなく、「正確なピント調整」、「フレーミングの検討」、「シャッターチャンス待ち」、「被写界深度のコントロール」など、数多くの役割をもっています。三脚の選択ひとつで撮影操作が大きく変るのです。
納得いくまで
情報収集
 
三脚選びで気になるのが安定性・操作性・携帯性ですが、強度や安定性が高くなれば重くなって携帯性も低くなります。しかし、携帯性を優先すれば安定性が低くなってしまうので、やはり自分の機材を実際に取り付けてチェックするのが一番です。この時、携帯性やガタ等はもちろん「ベッドダウンすると雲台にぶつかってしまう」、「引板が引きずらい」、「操作時にピントガラスが微震動してしまう」など、簡単な不都合もチェックできます。友人に使用感等を聞くのも良い方法です。  
三脚の基本操作
 
■脚の伸ばし方
三脚の脚パイプは太い方から順に伸ばし、ひとつずつ確実にロックしたほうが、後のゆるみの心配がありません。また、縮めるときは逆に細い方から縮めます。
■脚の開き方
三脚の脚はロックされるまでできるだけいっぱいに広げます。撮影状況にもよりますが、中途半端な聞き方はバランスが悪く不安定なのであまりおすすめできません
 
■三脚の立て方
三脚は必ず真中にあるエレベーターがまっすぐになるように立てること。斜めになる時は三本の脚の長さを調整して、まっすぐにしてください。まっすぐでないと、重心の位置がズレ、安定性が悪く倒れることもあります
 
■三脚の方向
被写体の方に脚を一本向けて、手前に二本くるようにセットするのが理想です。エレベーターのクランクがある場合は、右手側にくるようにしてください
 
三脚上級テクニック
 
■アングルの決定
アングルは一般には雲台で決めますが、上級者は「脚の伸縮」や「脚の開き度」、また「カメラの固定しなおし」等の方法を組み合わせてピシッと決めます。
■三脚の取り扱い
脚の伸縮をするときは、三脚は横にしないでまっすぐに立てて手で持って行なうと軽い感じで楽にできます。大きな三脚は、一本脚を地面につけて行なうと楽です
 
■手元を見ない
見なくても手が操作したいところヘスーッと自然に動くように、普段からよく三脚になじんでおくことが大切です
 
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